親子で楽しむディズニー映画「ダンボ」

Pocket

「ダンボ」は第二次世界大戦が既に始まっている1941年に公開されました。

予算が少ない中での制作でスタッフも苦労したそうですが、それを全く思わせないところがさすがディズニー作品だと改めて感心させられます。

見た目のかわいさだけでなく、逆境を乗り越えて強く生きるダンボの姿はきっとお子様の心を動かし、親としては涙なくしては見られない作品ですよ(*^^*)

 

スポンサード リンク

 

影なる努力の連続

楽しいサーカスの裏側として、サーカス団員や動物たちが雨の降る夜に協力してテントを準備するシーンがあります。

他にもゾウたちが冷や汗をかきながらピラミッドとなったり、ダンボが簡単に空を飛んだわけではなかったり、それぞれ奮闘する姿をしっかり描写しています。

何事も裏には努力があることをこの作品は教えてくれますよ。

シーンの明暗の差をたくみに利用し表現されているので、よりリアルに感じさせてくれるのでしょう。

制作スタッフたちの熱い思いが伝わってくるようです。

 

お子様は注意!「ピンクのゾウ」トラウマ映像あり

ダンボとティモシーが誤ってお酒を飲んで幻覚を見るシーンがあるのですが、なんともいえない不思議な気持ちになります。

怪しいピンクのゾウたちの映像が、ストーリーに全く関係なくしばらく流れ続け、もはや別の作品ではないかというレベルです。

“seeing pink elephants”という言葉があり、アルコールや麻薬による幻覚症状の婉曲表現で、これを映像化したものがダンボの幻覚なのでしょう。

不気味すぎてお子様には怖いという印象を残してしまうかもしれません。

1968年に公開された「プーさんのおおあらし」のトラウマシーンである「ズオウとヒイタチ」はおそらくこのオマージュではないかと思われます。

ディズニーに限らず最近ではこのような表現をするアニメーションはあまりないので、お子様にとっては大人になってふと思い出すような忘れられない作品となるでしょう。

 

スポンサード リンク

 

 親子の絆

ダンボをいじめるサーカス仲間のおばさんゾウたちや人間の子ども達に怒りを見せるジャンボは「母」そのものの姿ですよね。

幽閉されてしまうなんとも悲しいジャンボですが、檻越しにダンボとジャンボが触れ合うシーンは思わず涙が出るほどで、絡ませた鼻が離れる瞬間は胸が張り裂けそうになります。

涙を流しながらも一生懸命前へ進もうとするダンボの小さな姿は胸を打ちます。

親子で見るには最高のシーンですね!

 

ウォルト・ディズニーは大人も子どもも楽しめるアニメーションを目指していたそうです。

彼の意志を感じながら、ぜひご家族そろってご覧ください(*^^*)

 

スポンサード リンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ