ディズニー映画「モアナと伝説の海」 あらすじ 感想 声優は?

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3月10日、アナと雪の女王ほどガンガンに宣伝したイメージのなかった「モアナと伝説の海」の日本上映がスタートしました。

正直、予告を見てもストーリーがいまいち分からず、夏木マリさんの声だけが印象的だったという事ぐらいしか気になりませんでした。

主人公も、今までのディズニー映画では「ポカホンタス」、「プリンセスと魔法のキス」のヒロインに近く、これらのヒロインはどちらかと言えば日の目を見なかった方です。

なので、正直期待せずに見に行きました。

 

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吹き替え声優

ディズニー映画は基本的に吹き替えで見ています。というのも、ジブリ作品に比べてディズニー映画の日本語吹き替えのキャスティングにはいつも関心させられるからです。

主な有名人の方の吹き替えは以下の通りでした。

・モアナ・ワイアリキ…屋比久知奈

主人公、海に愛された少女モアナを演じるのは全く無名に近い新人さんです。東宝主催のミュージカルのど自慢大会で優勝していて、CMでも歌が流れていたので、その歌唱力が抜群なのは分かりました。素直で素敵な声がモアナにぴったりでしたね。本家も無名、との事だったので共通点も多かったのかもしれません。

・半神マウイ…尾上松也

全然、尾上さんのイメージと違いましたね!イケメンじゃないですし。尾上さんといえば歌舞伎界のプリンス的な人では…とエンドクレジット見てびっくりしました。声優初挑戦との事でしたが、マウイのキャラが活かされたいい演技だったのではないでしょうか。

・タラ…夏木マリ

CMでお聞きの通り。「千と千尋の神隠し」でも圧倒的な存在感でしたね。もちろん、この作品でも他にはいないその声が遺憾無く発揮されていました。

・タマトア…ROLLY

ぴったりでしたね。ROLLYさんって実際のビジュアルもそうですが(失礼!?)悪役には合ってますよね。まさに、ハマり役っていうやつでしょうか。

 

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見どころ

この映画を見て思ったのはたっぷりと登場してくる水や海の美しさです。登場人物の一人、と言っても過言ではないでしょう。「アラジン」のじゅうたんを彷彿とさせましたね。さすが人間以外にも命を吹き込むディズニーだなぁと感動しました。

美しい海って本当に心洗われますね。

島の風景や空の美しさも相まって、歌がよりいっそう美しく印象的なものとなりました。

 

ストーリー

あれだけ話題になったアナ雪ですが、正直ストーリーは後半の失速が感じられました。最後もそんなオチ?って思いましたし、主人公のエルサもビジュアルと魔法が使える事で美しく人気がありましたが、性格は暗く、否定的です。

中盤みんなに魔法がバレて開き直るみたいな事言ってたのに、引きこもる事しかできないのか…とがっかりしました。モアナはびっくりするほど活発です。すごくたくましい。戦えます。とても魅力的なヒロインだと思いました。

もちろん、歌も上手ですしね。ストーリーも子供にはちょっと難しいかな?と思いましたが、充実した内容だったかと思います。

 

キャラクターの魅力

マウイは、ディズニー映画によくいるイケメン王子様では断じてありません。

どちらかというと、三枚目キャラといった所でしょうか。器の小さくなったジーニーというか。

大きな身体でかわいらしい目をしてる、とっても愛嬌のあるキャラです。

ニワトリのヘイヘイや豚のプアなど人間じゃないキャラクター達も実に個性豊かでかわいらしい。

 

ファンタジーとはいえ、昔のディズニーのストーリーにちょっと自虐的なセリフがあったり、今までのディズニーを期待するとちょっと違うな、と感じる事もあった映画でした。

しかし、魅力たっぷりで飽きずに最後まで楽しめ、やっぱりディズニー映画ハズレなしだなぁと充実してエンドクレジットを見る事ができました。

 

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