『美女と野獣』の名脇役たち
実写映画にもなり、より多くの方に愛されるようになった『美女と野獣』…作中には個性豊かなキャラクターが多く登場します。
その中で物語に彩りを添える名脇役たちにスポットを当てたいと思います。
城の中へと誘う案内人!ルミエールとコグスワース
初めてベルの父が城に訪れた時、この二人がなんやかんやと言いながら寒さに凍えた様子を放っておけなかったのが始まり…後にベルが城を訪れるきっかけを作ったといっても過言ではありませんね。
陽気でお調子者なルミエールに慎重で堅物なコグスワース、ルミエールは燭台付きの蝋燭、コグスワースは時計に変わっており、野獣と共に変容した姿はそれぞれの個性を表わすような姿をしているようです。
ルミエールの見せ場と言えばベルをもてなすシーンが浮かぶでしょう。
たった一人のゲストのために歌い踊るルミエールにこちらまで楽しい気分を味わえること間違いなしです。
一方、いつも小言を言ってばかりでこれといったシーンが無いように見られるコグスワースですが、終盤で町の人々が城へと攻め込んできてルミエールがピンチに陥った時、それを救うシーンがあります。
普段は何かと言い合いをしてばかりの2人の友情が垣間見える場面のように思えてなりません。
それに慎重で保守的な雰囲気のコグスワースが果敢に闘う姿は意外性抜群です。
やるときはやる、そんな格好よささえ感じてしまいます。
優しさあふれるポット夫人と可愛らしくて賢いチップ
時に厳しく野獣に物申したり、ベルと野獣を温かく見守ったりと正に母親というようなポット夫人と可愛らしい見た目とは裏腹に行動力のある息子のチップの親子、見ていて和みます。
ポット夫人はその名の通りティーポットの姿に、息子であるチップはティーカップの姿になっています。
ポット夫人が歌う「美女と野獣」は必見です。
踊るベルと野獣を見守りながら歌う姿は大きな愛にあふれているなと感じられ、より2人をそっと見ていたくなってしまいます。
母親であるポット夫人に質問する姿がよく見受けられるチップは可愛らしいなと微笑ましくなるのですが、可愛いだけではないのが魅力となっています。
物語の終盤、城を出ていくベルの鞄の中に忍び込み、はたまた閉じ込められてどうしようもなくなってしまったベル親子を救い出すために奮闘する姿には感心してしまいます。
今回は主要な脇役をピックアップしてみました。
この他にも城の使用人はもちろん、町の人々にも注目してみると物語をより一層楽しめること間違いなしだと思います。
是非、あなただけのお気に入りのキャラクターを見つけてみてください。
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