ディズニー映画「プーさんと大あらし」のあらすじ

Pocket

現在くまのプーさん完全保存版に収録されている「プーさんと大あらし」をご存知ですか?

アトラクション「プーさんのハニーハント」の元ネタの一部ともなっています。

 

ほんわかとしたプーさんのおはなしとは裏腹に知る人ぞ知るトラウマ名場面もあり、子どもの頃に見たことがある方は忘れられないのではないでしょうか。

 

スポンサード リンク

 

あらすじ

意外とスリルのあるストーリー

風が強く吹く日を「風の日おめでとう」と喜ぶなんとも間の抜けたプーさんと100エーカーの森の仲間たちが、風が嵐となり大洪水を引きおこす中で助け合うおはなしです。

洪水で流されてしまったピグレットを助けたプーさんと、嵐で家が潰れてしまったオウルに自分の家を譲ったピグレットを英雄と称え終幕します。

映像は1968年に公開されているのですが、時代を感じさせず滑らかで丁寧に描かれており、ディズニーではお馴染みの挿入歌も大変かわいらしく仕上げられています。

実際にはスペクタクルな作品となるはずなのですが、プーさんたちののんびりした雰囲気により危機感が感じられません。

妙な違和感を生み出しているところがプーさんの世界観らしいともいえます。

 

スポンサード リンク

 

ズオウとヒイタチ

プーさんが大好きなはちみつを、ティガーはズオウとヒイタチが盗みに来ると言います。

はちみつを守るために夜を徹して部屋を巡回しますが寝落ちしてしまい、盗まれるのではないかという恐怖心と嵐の夜の不安感がプーさんの夢となります。

ここで恐ろしい想像上のズオウとヒイタチが描写されるのです。

この作品は日本語吹き替え版として数種類にわたり収録しなおされセリフや歌詞もやや違うようですが、バンダイ版のVHSではズオウとヒイタチは「嫌がらせだけが彼らの特技」と歌われています。

どんな理不尽なことをされてもプーさんは逃げまどうしかできません。

見ている側としては心苦しくなるばかりです。

ポップなのに短調に仕上げられた歌が流れる中、ねじ曲げられたような空間の中でズオウとヒイタチがプーさんを追い掛け回す映像は、ストーリーに深い意味がないからこそより際立って印象に残ります。

アトラクション「プーさんのハニーハント」でもその不思議な世界観がみごとに表現されており、搭乗するハニーポットもくるくると回りながら予測不可能な動きをします。

プーさんがズオウとヒイタチを恐れる心も乗せているのでしょうね。

 

ズオウとヒイタチが登場する夢は、「プーさんのハニーハント」の一番の見せ場でもあります。

ぜひプーさんが感じた恐怖をご覧になってから、アトラクションにもう一度乗ってみて下さいね(*^^*)

 

スポンサード リンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ