もう一度見たくなる!『アナと雪の女王』の新しい観点

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2013年にアメリカで、2014年に日本で公開された「アナと雪の女王」は、今やディズニー映画の代表作ともなりました。

 

ディズニー史上初のダブルヒロインストーリーですが、実は主役級がもう一人いるのです。

 

 

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真実の愛を知る者

 

クリストフはトロール達を「恋愛のスペシャリスト」としてアナに紹介しましたが、「婚約者と別れればそれでいい」と歌い上げる彼らの身勝手さにはいい意味で度肝を抜かれました。

 

この挿入歌「愛さえあれば」にあるように、「誰もが完璧じゃない」ことを前向きにとらえさせてくれます。

 

しかし、彼ら以上に愛についてより深く語ってくれた者がいます。

 

オラフです。

 

アナとエルサを繋ぐオラフ

 

アナがハンスの本性を知り、愛が何かわからないと落ち込んだ時に「愛っていうのは、自分より人のことを大切に思うことだよ」とオラフが言います。

愛についてしっかり知っていたのですね。

 

オラフはなぜ知っているのかを考えると、オラフを作ったエルサにたどり着きます。

エルサの魔法よって生まれたオラフは、エルサが持つ優しさや愛する心が具現化したものではないでしょうか。

元はといえば、まだエルサが魔法を自由に使っていた幼少期に遊んでいる中でオラフが作られました。

 

魔法を制御できず、国から逃げるエルサは2度目のオラフを無意識に作っています。(「ありのままで」を歌っている最中です)

オラフは、アナとエルサの幼少期に仲が良かった頃の象徴です。

 

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2度目に作られたオラフと会って、アナもエルサもそれぞれ楽しかった昔を思い出していますよね。

エルサの優しい心は、実はずっとアナに寄り添っていたと思うとエルサのアナへの深い愛が読み取れます。

エルサはもちろん気づいてはいませんが、現実でも同じではないでしょうか。

 

人を愛することを考えて行動することはありませんよね。

 

エルサは両親の言いつけによって周囲の人との関りを絶ち、魔法を抑え、大好きなアナとも離れることになってしまいました。

 

オラフがあれほど明るくてひょうきんな性格なのも、エルサの抑制された感情や環境の反動ではないかと思います。

 

オラフは単なるマスコットキャラクターではなく、アナとエルサを繋ぐ愛だと考えながらもう一度見ると、オラフにより愛着がわいてくると思います。

 

ぜひ大切な人と語り合いながらご覧ください(#^^#)

 

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