ディズニー作品には音楽が欠かせません。
特に過去のミッキーシリーズの短編アニメーションではクラシック音楽が多く使用されており、小さい頃から多くの作品に触れることで自然とクラシック音楽に耳が慣れていきます。
作中に使用された曲目
・ミッキーの大演奏会…ウィリアム・テル序曲(ロッシーニ)
・ミッキーの子沢山…エリーゼのために(ベートーヴェン)
・ミッキーの大時計…春の歌(メンデルスゾーン)
・ミッキーの引っ越し大騒動…葬送行進曲(ショパン)
・ミッキーのアイス・スケート…スケーターズ・ワルツ(ワルトトイフェル)
・ミッキーの青春手帳…故郷人々 スワニー河(フォスター)
曲名を見るよりも、実際に聞けば誰もが知っている楽曲ばかりを集めてみました!
他にも様々な作品に多くのクラシック音楽が使用されています。
作中のストーリーに合わせるために、原曲をかなりポップにアレンジしているところもディズニー作品ならではです!
ぜひ親子で楽しんでみて下さい(*^^)v
音楽から風景を感じとる
上記でも紹介した「ミッキーの大演奏会」は特にお子様におすすめの作品です。
記念すべきミッキーシリーズのカラー初作品ということもあり、ミッキーはカラー映えする真紅の衣装を身にまとい、指揮者としてオーケストラのメンバーを取りまとめます。
屋外で演奏している点も、堅苦しい雰囲気もなくお子様も関心を示しやすいのではないでしょうか。
ここで使用されるロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」に、移動販売をするドナルドが横からフルートで「藁の中の七面島」を被せて演奏すると、見事にオーケストラはドナルドにつられて楽曲が自然と「藁の中の七面鳥」に変わってしまうという内容です。
全く違う曲がまるで一つの曲の流れのようで、思わず感心してしまいます(;゚Д゚)
オーケストラの演奏シーンを見ることで、たくさんの楽器があること、みんなで一つの音楽をつくりあげていること等、多くの情報がお子様の目に自然と入りますよ(*^_^*)
第2部の「嵐」の演奏が始まると偶然にも本当に竜巻が発生するのですが、その中でも懸命に演奏を続けるオーケストラのメンバーと最後まで邪魔(?)をあきらめないドナルドに目が離せません(´・ω・`)
注目は題名である「嵐」と実際に嵐が起こる映像です。
音楽から風景を最大限に感じることができる作品なので、お子様は何度も見ることでクラシック音楽の面白さを感じてもらえるかもしれません。
様々な体験を
もちろんディズニー作品を見たからといって、クラシック音楽が好きになるとは限りません。
お子様にクラシック音楽を聞かせた方がいい、というわけでもありません。
小さな頃からあらゆる経験をさせてあげ、興味、関心の幅を広げてあげることでお子様の大好きなものが増えていけばいいですよね。
そのうちの一つに、普段あまり身近でないクラシック音楽をディズニーの魔法によってお子様の心が育まれれば、親子でも楽しめるのではないでしょうか(*’ω’*)