ディズニーランドに入園し、メインエントランスを歩くとワールドバザールの屋根が見えてきます。
ディズニーに来た!というわくわく感が一気に沸き上がりますよね(*^_^*)
実は「ワールドバザール」というエリアは日本のみで、他国のディズニーパークには存在しません。
「メインストリートUSA」
「ワールドバザール」のような通りは、他のディズニーパークにもあります。
ディズニーランド(アナハイム)、ディズニーワールド(フロリダ)、ディズニーランド・パーク(パリ)、香港ディズニーランドには「メインストリートUSA」があり、ショップやレストラン、そして少しですがアトラクションも入っています。
屋根がないので実に開放的で、大変気持ちがいいです(*^^*)
上海ディズニーランドには「メインストリートUSA」はなく、エントランスエリアには「ミッキー・アベニュー」というミッキーたちのホームタウンがお出迎えしてくれます。
日本のディズニーランドでいう「トゥーンタウン」と「ワールドバザール」が一つになったようなエリアで、グリーティングやギフトショップもありますよ*^^*)
なぜ日本は「ワールドバザール」?
「メインストリートUSA」は、ウォルト・ディズニーの生まれ故郷ミズーリ州マーセリンの街並みをモデルとしてつくられており、19世紀後半~20世紀初頭の雰囲気を出しています。
「ワールドバザール」も元々のテーマは「メインストリートUSA」と同じです。
違いは前述したとおり、屋根の有無!
アメリカは乾燥しており、特にディズニーワールド(フロリダ)においては雨が降っても大半はスコールなので、歩いていればすぐ乾くという概念があり、アメリカのディズニー社は「マーセリンの街並みに屋根をつける」など理解できなかったようです。
しかし、アメリカと比べて日本は梅雨、台風、などによる降雨量が多く、傘をさしながらショッピングすることは避けたいとオリエンタルランドは強く要望したため、現在の「ワールドバザール」が誕生しました。
ちなみに名前の由来は、「世界中からショップ、レストラン、展示館を設置する」というコンセプトからきているそうです。
屋根があるからこそゆっくりショッピングができ、雨宿りができ、時には暑さや寒さをしのぐことができるのです。
ディズニーランドへ訪れる時に、ぜひワールドバザールの屋根を見上げてみて下さい。
また一つ、ディズニーの歴史を感じることができますよ(*^^*)